片づけは、意思を持って行動し続けることに意味がある

片づけあれこれ

昨日は、自分のことを好きになれる「ジブスキランチ会」を開催しました。

ランチ会後の収納グッズ見学会もなかなか好評でしたので、今後も毎月1回、開催していきます♪

そこで話題になったことが、SNS映えする、いわゆるミニマリストのような部屋や収納グッズがずらりと並んだ整然とした部屋に憧れる~という話でした。

人それぞれ「素敵♡」と思う基準は違いますが、モデルルームやカタログに載っているような部屋は憧れますよね。

写真映えする整いきった部屋ばかりを見ていると、そのうち「きれいな部屋=いい部屋」という図式が頭にインプットされてしまい、自分の家もこのレベルにしなくちゃと焦ったり、高い理想を描いて現実とのギャップに自分を責めてしまうことがあります。

きれいな部屋=必ずしもいい部屋とは限らない

きれいに整った部屋は気持ちがいいですし、行動もスムーズになるので暮らしがラクになります。
不便が減るので、機嫌もよく暮らせます。

それは、確かな事実かと思います。

けれど、私はSNSにあげられた写真を見て、時々苦しくなることがあるんです。雑誌の写真を見ても。
特に、一生懸命収納グッズを使って収納しきった真っ白だらけのおうちとかですね。。。

それは、「私はこんなにがんばってるのよ!見てみて~!」という住んでいる方の心の叫びに見えることがあるからです。

写真をあげている方の中には、劣等感を補償するために過度に「きれいさ」を求める方がいます。
人間はそうして、自分の感情に何等かの行動をしながら生きているから。
だからそのままでもよいし、真っ白が好きな方を変えようとは思いませんが、精神的に健全な人は、一見すると普通っぽく生活感のある、その人らしさが自然と現れる部屋に住んでいるように見受けられます。
過度に自分を演出する必要がないんですね。

ポジティブな動機で片づけをしている家と
ネガティブな動機で片づけをしている家は
写真ではなかなか見分けがつきませんが、おうちに入ると違いが分かります。

家庭の空気感が違います。
「きれい」で安心する家と、「きれい」でピリっっとする家があります。

見かけは似ていても、住んでいる人の心の中は、違ったりするのです。

もし、家の誰かが片づけにこだわるあまり、他の家族が窮屈に暮らしているのだとしたら・・
その家は住んで心地いい場所と言えるのでしょうか。

きれいより、意思を持って行動し続けることに意味がある

部屋は見かけも大切ですが、見かけだけで判断してしまうと本来の目的を見誤ります。

家は、安心して暮らせる場であってほしいというのが私の願いです。

そのために、
⓵物理的な危険を取り除くこと
⓶楽しく快適を感じるモノとともに暮らすこと
⓷ここが自分の居場所であると家族全員が感じられること
を意識して、家族と協力して生きる練習を片づけで実践しています。

生きるベースにアドラー心理学が流れています。
他人とともにうまく暮らす練習を、家庭でしているんですね♪

きれいじゃなくていいなら、片づけはいらないね・・というワケではないんですよ!

自分の意思で、目的に向かって行動し続けることこそが自分に自信をもたらしてくれるから
「片づけ」という行動に意味があります。

キレイがいい
汚いのはダメ

ではなくて、自分の意思が向いている方向に、自分で行動を起こすのです。

そうしないと、片づかないですから。

部屋なんてあっという間に散らかりますよ。我が家も。
だから、疲れ果ててゆっくりしたい時は散らかりを許容することもあります。

自分の意思が向いている方向=「快」に向かう行動を選び続けるのです。
その時その時に応じて家族とコミュニケーションとりながら。

自分には能力があることを思い出せる

日々片づけをすることで、仕事や人間関係で何かうまくいかないことがあったとしても、部屋の中で「行動できる自分」「人(家族)とうまくやれる自分」「その結果快適さを得られる自分」を思い出すことができます。

すると、家で、今ここから未来に向かう気力を充電できます。

つまり、片づけは、自分自身を信頼するトレーニングというわけ。

だから、片づけをしてほしいと思います。
あなたが、自信を持つために。

整った部屋で見る風景は、あなたに自信を与えてくれます。

「毎日している洗濯=家族を想うわたし」
「整然と並んだ、お気に入りの本=人から学べるわたし」
「選びやすいクローゼット=自分らしさを演出できるわたし」
「作業しやすいキッチン=パッと料理ができるわたし」

挙げた例は、ほんの一例にすぎません。
こんな風にモノから勇気づけられながら生きることができます。

「きれい」だけを求めて苦しくなっている方には、健全で心軽やかな整う暮らしがあることを知っていただけたらうれしいです。

かくいう私も、ブログを書き続けることに何年も苦戦しています(苦笑)
これも、続けることに意味があるかもしれませんね・・・。

「勇気づけのお片づけ」で覚える3ステップを、人生のすべての分野に応用しているこの頃です♪

丸山郁美

「勇気づけのお片づけ®」提唱者。 モノをコントロールする片づけに疲れた方に、感情を中心に人とモノが調和し仲間になる「勇気づけ空間」の作り方を伝えている。

プロフィール

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